老人とTakada


熱く蒸した昼下がりの物語

毛鉤を咥えた奴がその太いトルクで
   幾ら抵抗しても やはり軍配は老人に騰がった

老人はいつものようにその場にしゃがみ
   老人はいつものようにやさしくランディング
      老人はいつものようにロッドを肩口に立て掛けて
         老人はいつものように左手に銀鱗、右手にフォーセップ

その日、いつもと違う事がひとつだけ
老人のその手をスリ抜け 奴が流れに戻ってしまったのだ・・・





バキッ!
乾いた炸裂音は老人の少し遠くなった耳に深く刺さった  

そう、毛鉤はまだ奴の意地が咥えたままで
竹竿は彼の左肩で輪廻転生 若竹のごとくまだ天を目指し
リーダーを残すだけに巻き込んだ状態では もはや何かが破綻する

形あるもの いつか壊れる

ああ 神よ、ただひたすら馬鹿正直に生きてきただけの
そんな老人のささやかな喜杖をも なぜ貴方は選ばれるのか ・・・

Takada Model.M 76#4

軽いショック症状だったアタシャ 老人は結局、奴を捕ったのか思い出せない

ただ覚えているのは、奴が立派なウ様だったと云う・・・悲しみを上塗る物語 

*ウ様の場合、積極的なホールドを老人の左手が嫌がるのよん


[ 2011/02/21 04:38 ] アショロコマ Box | TB(0) | CM(4)

実は・・実話なんです・・って事ですか^^;
老れてしまった・・ロッド可哀想!

で・・ウ様???(^-^)ショック!!ですね・・・  

ではでは。
[ 2011/02/21 12:20 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんにちは
ホント、作り話であって欲しいです
チョットした気の緩みか、あの暑さのせいと云いますか・・・
この時の同伴者の掛ける言葉がなさそうな顔も鮮明です
前向きにインチ分ショートでなんとか手当してみましょう
[ 2011/02/21 13:15 ] [ 編集 ]

お久しぶりです。

何とも、せつない物語ですね・・・(涙

ロッドリペアできるといいですね。

僕もウ様の場合は、手が嫌がります。
[ 2011/02/21 16:06 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ちわ
悲しい老人にならないよう、気をつけましょ
パンダ来日記念に一本仕込もうかな・・・
そろそろ、ムズムズでしょう?
お泊り出来そうだったら、教えて下さい
[ 2011/02/21 17:44 ] [ 編集 ]

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